=Part 1=
海外へ出る以前に、既にロンドン内での移動が、私にとってはちょっとした旅。
朝、バスがなかなか来なくてちょっとイライラ・・・。
でもやっと来たバスに乗り、再びPutney Bridge Stationへ向かうと、この間まで橋の手前で左折していたバスが、通常通り橋の上を通るルートに戻ってて助かった!また手前で降りて歩かなきゃいけないかと思っていたので。
電車でVictoria 駅まで行き、そこからはバスで空港へ。
今回の空港はLondon Stansted. またまた初めての場所・・・。そして初めてのコーチ(バス)。案の定、Victoriaへ着いてからバス乗り場が見つけられない(ToT)
前回(スイス)のシャトルバスの場合は、オンラインで予約をした時点で、どこでバスに乗るかが表示されていたのに、今回私が選んだ
Terravisionという安いコーチには地図も詳しい乗り場についても何も説明なし!
駅の周りをスーツケース押して歩きながらぐるぐる歩き、途中何人かの人に道を聞き、やっとのことでそれらしき場所に辿り着いた。
コーチ出発時刻の10:30ちょうどぐらい。
「Terravision」と書かれたバスの横にいた人たちに、「これ10時半のバスですか?」と聞こうかと思っていたら逆に向こうから、
「このバスのチケットってどこで買えるか知ってますか?」
と質問された。
「私はオンラインで買ったからわからないの。ごめんなさいね」
と伝えると、彼女は友達の元へ戻り、スペイン語で話し始めた。
別の家族連れに質問しようと話しかけたけど、、、
「I don't speak English」
暫くすると、バスの運転手らしきおじさんが。
ろ 「これ10時半のバスですよね?」
運 「いや、それは向こうの2番だよ。」
ろ 「え!?どこ??」
運 「向かい側の、ほらあそこだよ」
ろ 「えっ、じゃあまだ10時半のバスは来てないのね?!」
運 「あー、そうだね。まだみたいだねぇ」
どこだよ、その乗り場ってぇー!? と焦ったけどすぐ向かい側だった。おまけにバスはまだ来てない。
もう10時半は過ぎているのに。。。
その場所で待っていると、1台のバスが止まり、後ろから歩いてきたお兄ちゃんに話しかけられた。
兄 「Stansted へ行くの?」
ろ 「そうよ。でも私はこのバスを待ってるんじゃないの。」
兄 「Terravision ?」
ろ 「そう。でもこのバスは違うと思うわ」
兄 「いや、このバスだよ」
と言ってTerravision のチケットを見せてくる。
なんだ、この兄ちゃん・・・?
ここでバスから運転士らしき人が(でも制服でもなんでもない普通の服装で)降りてきたので、つかまえて私のConfirmation のコピーを見せ確かめてみると、確かに私が予約したTerravision のバスだった。
そのバスにはTerravision の文字もないし、なんか他のロゴが入ってたんだけどっ。
すると、さっきの兄ちゃんが私のConfirmation のコピーを私の手から奪おうとする!!
「??」
と思ったら、
「I'm an assistant.」
と言ってサインしてる。これまたふっつーの服装なんだもん、旅行者かと思ったよ(^^;
ようやくバスに乗り込み、早く出発しないかなぁ~と思っていると、バスの外でさっきの兄ちゃんが売り込みをしているらしい。
反対側で私に声をかけてきたスペイン人らしき女の子達。無事チケットを買えたみたいで、私についで2番手で乗ってきた。
そう、この時点でもうとーっくに10時半を過ぎているのに、バスはガラガラ。結局その後2~3組のお客を乗せてバスは出発。
乗り場がなかなか見つからないで駅の周りをうろうろしてた時はそ~と~恐い顔していただろう私…。
頭のどっかでは、
「ここはイギリス。少しぐらい遅れたって問題ない」
とわかっていながらも、やはり焦ったしイライラした。
バスの中は、他にもスペイン人グループがいたらしく、ずーっとスペイン語で賑わっていた。
スペイン語もちょこっとだけ習ったことがあるけど、ところどころしかわからない。
運転士と私だけが無言だった(笑;
バスの中では、眠いので寝て行こうかなぁと思ったんだけど、ついつい外の景色を眺めてしまう(^^)
それが電車よりバスを好む理由でもあるかな。
途中、ロンドンアイが見えた。年末はこれを見ながら年越しました。
忘れてたけど、これ観覧車だったんだよね(^^;いつか乗ってみよっかなぁ~。
そんな感じで空港まで、はとバス気分で行きました♪
つづく